2005年09月10日

80.クアラルンプールのボーイさん

今日は仕事と関係ない話です。^^; (たまには)

先月、マレーシアへの出張をした際の、思い出。

実はマレーシアには、サービスを受けたときに、チップを払う習慣が
あまりありません。

ところが、私はガイドブックをまともに読んでおらず、また、英語がバリバリに
通用する国のため、チップの習慣があると思い込んでいたんですね。

でも、そのおかげで良い思い出ができました。(^.^)

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4日間の研修の1日目。

マレーシアには前泊していたので、その日ホテルの部屋から出る前に、私は、
部屋を掃除してもらうチップとして、5リンギット(日本円で、150円くらい)
を枕の下に置いておいたんですね。

で、朝から英語漬けの研修を受けておりまして、15:00ごろ。

研修の休み時間になり、ちょっと自分の部屋に戻ってメールのチェックでも
やろうと思いました。
あまりに英語ばっかりであり、休み時間も皆さん英語で話しているので、
(当たり前か。。。)、日本語に触れたくなったんですね。

(実は宿泊しているホテルの、ホールで研修をやっていたため、部屋には
 エレベーターを上がるだけで、すぐに戻れます。)

で、部屋に戻っていると、人の気配が。。。

「ええー? ついてないなー」と思いました。
そう、丁度、自分の部屋が掃除中だったんですね。

チェックインはもっと前からできるのかもしれませんが、私が連続して宿泊する
ため、私の部屋の掃除は後回しになったのだと思います。

ドアをノックして入ってみると、部屋を掃除して、丁度出てくるところの
肌の黒い青年のボーイさん(?)に出くわしました。

「部屋に戻ってきました」って、たどたどしい英語で話しかけると、その青年、
やたら嬉しそうなんですね。
そして、私に「サー(Sir)」とかって、話しかけてきます。

青年も英語はあんまりできないようでしたが、なんとか聞き取ってみると、

 ・お金が置いてあったのだが、これは、もらっても良いものなのか?

私も、あげるつもりで置いておいたので、「もちろんです」って言うと、
その青年は非常に嬉しそうに、

 ・自分はバングラデッシュからこの国に働きに来ている学生である。

 ・自分は非常に貧しく、お金がない。

 ・自分の給料は1月で5000円くらいである。

 ・今日このお金をもらって大変嬉しい。助かる。


ということを言うのです。

彼は何度もお礼を言いながら、部屋を出て行きました。

私も、正直に気持ちを書くと、
 たいしたことでもないのに、そんなに喜んでもらえて嬉しい。

 貧しい国から来ていると、150円でも大変なお金なんだな。

 あれだけ喜ばれると、明日も置いておかないといけないな。^^;

 やっぱり自分がどれだけ大変だと思っても、もっと大変な人はいくらでもいる。

 今の状況に感謝してがんばっていかないとなー。

なんてことを思いました。

で、次の日からも、15:00〜16:00くらいに自分の部屋に戻ってみると
不思議と彼とすれ違ったりします。
(どうも、私を待っていたような節もあります。。。)

かれはニコニコ顔で、「サー」って話しかけてくるので、私も「ハロー」なんて
返していました。

そして宿泊最終日、私が夕方自室にいると、「トントントン」
ノックの音が、、、、

(長くなったので、次回に続きます。)

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次回に期待して(?)、応援もお願いしまーす。(^.^)

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この記事へのコメント
続きが楽しみです(ワクワク)
Posted by iso at 2005年09月12日 11:14
isoさん、コメントありがとうございます。

次回、お楽しみに〜
(って、そんなに期待しないでくださいね。^^;)
Posted by 吉川(管理人) at 2005年09月13日 01:23