2005年08月08日

71.メルマガ増刊号より「守・破・離」

メルマガを読んでいただいた方は知ってらっしゃると思いますが、
実は、本日から海外出張です。

したがって、多分1週間はブログを更新できません。

すいませんが、また土産話でも書かせていただきますので、お待ちください。

本日は、私のメルマガの増刊号より、ネタを持ってきました。^^;

久々に、感心した本の紹介です!

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今日は、面白い言葉を見つけたので、それを紹介しますね。

図解 実践マーケティング戦略(佐藤義典 著)


なんとなくとっつきにくくて、手にとるまでに時間がかかったのですが、
読んでみるとビックリ。
これは名著だと思いました! (^^)

さて佐藤先生は、この本の最後の最後、「おわりに」で次のようなことを
書いてらっしゃいます。


能や武芸の言葉で「守・破・離」という言葉を知ってらっしゃる方も
多いと思います。

これは物事のスキルアップの段階のことであり、次のような意味があります。

 ・守は、教えを守りながらできるようになること
 ・破は、教えを守りながらも、教えを応用して、オリジナリティを出すこと
 ・離は、教えから離れ、自在にできるようになること


相変わらず、深い教えですね。

「離」の段階や境地に達するには、守と破の段階を超える必要があるんです。
いきなり自己流で「離」の段階に達することはできません。
まずは自己流を捨てて基本から入り、その後、自分流を体得する。。。
ここらへんが、大事な考え方なんです。

・・・
と、ここまでは、いろんな本でも取り上げられていることなのですが、
イギリス人のコンサルタントが、佐藤さんに教えてくれたそうです。

「イギリスではスキルアップには4段階ある」って。

 1)知らないということを知らない
 2)知らないということを知っている
 3)知っているということを知っている
 4)知っているということを知らない


!!!

これまた、シンプルなのに、非常に深い!
感心しちゃいました。

 1)は、何もできないレベル。
 2)は、できないことを理解し、なんとかマネしてでもやってみるレベル。
 3)は、物事を身につけ、使いこなすレベル。
 4)は、達人であり、無意識のうちにできてしまうレベル。

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で、佐藤先生はこんな対応表を書かれています。

 知らないということを知らない
 知らないということを知っている  ←→ 守(やり方を確認しながらできる)
 知っているということを知っている ←→ 破(意識的に応用しながらできる)
 知っているということを知らない  ←→ 離(無意識にできる)

東洋と西洋の考えで、言っていることが同じ、ということは
これが「学ぶこと」の本質なんでしょう、と。

妙に感心してしまいましたー。


◆◆ 私の実践 ◆◆

 私もサラリーマンになってから、「仕事のできる人になりたい」って
 思いながら、いろんな人のやり方を見たり、いろんな本を読んでみて、
 様々な仕事のやり方を試しています。

 その中には、うまくいったもの、まだまだ発展途上のもの、全然モノになら
 なかったもの、が混在しています。

 皆さんにお伝えしている、「速攻仕事術」なんてのも、その中から、生まれて
 きたものですね。

 別に完全オリジナルではなくて、いろんな本のエッセンスや実践の中で、考え
 付き、身に付けてきたんです。

 その中には、何も考えずとも、体が勝手に動いて、無意識にやっているレベルの
 ものもあります。

 例えば、あるシステムの評価レポートを、パパっと書いてしまうような場合
 ですね。
 今まで工夫を重ねてきた分野なので、スピードと一定以上の品質には自信が
 あります。

 それを見た、周りの人や、お客様に
 「え?こんなに早く、ここまでできるんですか?すごいですねー。」
 と言っていただくことが結構あるのですが、こちらは別にいつものことを
 やっているだけなんですね。

 考えてみると、世の中の「プロ」というべき人は、必要以上に意識しなくても
 自分の仕事を高い品質とスピードを両立しながら、こなしていますよね。

 そこにプロの存在価値があり、我々がプロにお願いする理由があります。


◆◆ 皆さんもいかがですか? ◆◆

 まずは、新しい仕事が来た場合、お手本となる先輩のやり方や、本のやり方を
 真似て、やってみてください。
 (勿論、私の紹介している方法を試して頂ければ、非常に嬉しいです。^^;)

 そしてやりながら、今度は自分なりの方法論を確立してください。
 (人はそれぞれ異なりますので、自分にぴったりな方法は、自分でしか見つけ
  られません。)

 あなたなりの、「離」や「知っているということを知らないこと」を増やす!
 という心構えを持ってみてはいかがでしょうか?


◆◆ 本の感想 ◆◆

・この本は、いろんなマーケティング理論をミックスして、さらに独自の材料や
 味付けにより、非常に良くまとまった、画期的な本だと思います。

 スターバックやドトールの例なんかを挙げながら、分かりやすい解説と、豊富な
 実例が載っています。
 非常に体系的にできており、実用性も高い。

 かっちりした本なので、本屋でパラパラ読んでもなかなか頭に入りません。
 (私も、じっくり読んでみて初めて凄さが分かりました。)


【こんな人は読んでみては?】
 ・体系的に「使える」マーケティングを学んでみたい方

 ・自分の物の見方に、「マーケティングセンス」を加えたい方

 ※モノを売っているわけではない、システム関係の方でも、今後は
  「自分」を商品として、会社や社会に売り込んでいく必要があると思います。

  そのとき、いかに適切な人(お客様)に、いかにメッセージを伝えるか、
  という視点を鍛えるには、とっても良い本だと思いますよ。

図解 実践マーケティング戦略(佐藤義典 著)


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