2005年06月14日

システムは道具だ(後編)

さてさて、前編(こっちから読んでくださいね) では、

「システムはビジネス上の要件を達成するための手段、道具に過ぎない」

と言いまして、その続きです。

これって、考えてみると、世の中に出回っている製品全てに
当てはまるんですよね。

例えば、テレビ。
開発している方々は、ものすごい情熱を持って、走査線が何本に増えた
とか、何億色が発色できるとか、素晴らしい新製品を開発しています。

でも、テレビを見ているほうからすると、スペックや性能なんかには
そんなに興味がなくて、

 ・置き場所が少なくて(狭くて)済む
 ・好きな番組が(そこそこ)きれいに見られる
 ・それなりに大画面がいい

というところが、大方のニーズではないでしょうか?
開発者の情熱や、実現されたスペックを考えてテレビを選ぶ人は
少数派だと思います。

作っているほうは、24時間その製品のことを考え続けますが、
使うほうは、なるべく面倒がないように使いたいもの。
言い換えると、
 『よっぽど楽しいものでない限りは、道具のことは考えたくない』
ってことです。

考えるのって、普通は人間苦痛なんですね。(~_~;)

というわけで、システムを作る側と使う側の視点は、全く異なります。

頭では分かっていても非常に難しいのですが、あなたが
システム開発にかかわる方であれば、

・ユーザ(顧客)の業務を理解すること
 (つまり、システムがどのように使われるかを理解すること)

・ユーザ(顧客)の心情を理解すること
 (つまり、システムにより何を実現したいか、どんな面倒を
  解決したいか)


ということを念頭においてください。

(2点目の「どんな面倒を解決したいか」は、前編にも書いた、
 ・いかに安くできるか
 ・いかに楽にできるか
 ・いかに短時間でできるか
 ということですね。)


そういう視点を持つことで、確実に一段上の仕事ができるようになると
思いますよ。
(くどいですが、頭で分かっていても、いざ実践するのは非常に
 難しいです。
 でも、一流になるのであれば、避けては通れない思考なんですね。)


是非、一度「システムは道具だ」の意味を、
良く考えてみることをオススメします。(^。^)


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